代表理事 中川 義信
現
丸亀子どものお城・リハビリクリニック 院長
元 丸亀市国民健康保険本島診療所 所長
元 国立病院機構四国こどもとおとなの医療センター 院長
元 国立病院機構中国四国ブロック 理事
皆様、こんにちは。
一般社団法人アジアの子供たちを守る会のホームページを訪れていただき、誠にありがとうございます。私は、当法人の理事長を務めております 中川義信 です。
平成26年6月国立病院機構四国こどもとおとなの医療センターとタイ国立クイーンシルキット(王妃)小児病院(QSNICH)との間で互いに友好を深め、人事交流等を推進することで医療レベルの向上を目指し、子供たちにより安全で最適な医療を提供する目的で姉妹縁組の調印式が行われました。本社団法人は姉妹縁組の目的の一つである交流の場として国際学会の開催をサポートし、両医療センター、アジアのその他の国々の病院はじめ小児医療に携わる人々に対して人事交流を推進する場の提供を目的として設立する運びとなりました。それだけでなく小児医療に関する国内外の関連学術団体との研究連絡、知識の交換、提携の場となることを通して小児医療の進歩普及に貢献するための事業を行い、学術文化の発展と小児医療の向上に資することで国民の健康と福祉に寄与することを目的として設立されました。
残念ながら2019年(令和元年)末からの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行の影響で学会開催はもちろん、ほとんどすべての事業が中止に追い込まれることとなりました。しかし昨年度から活動を再開し、10月には第77回国立病院総合医学会に合わせてシンポジウム “感染症・ウクライナ侵攻から見えてくる国立病院機構に期待される公的役割”のお手伝いをさせていただき、ウクライナからWEBを用いた同時発表をウクライナの小児科医に発表していただきました。さらに日本に留学しているウクライナ医師による写真展を開催し、ロシアとの戦いの中で傷ついた幼い子供たちや、破壊された病院を見ていただき、多くの共感をいただきました。
今年度は初心に立ち返りタイ国をはじめとしたアジア地域の医療人との交流を再開し、小児医療に携わる医療人が集い、交流を深めることで世界の平和を念じながら互いの医療レベルの向上を図り、アジアの子供たちの健やかな成長を願うものです。さらに感染防止に最善を尽くしながらウクライナ第2回写真展を善通寺市偕行社で7月に開催したいと思います。皆様方にはお忙しいところ写真展の重要性をご理解いただき、是非ご参加賜りますようよろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが本社団法人は地域の皆様方、地域医師会はじめ多くの方々のご支援により運営されています。この場を借りて感謝申し上げます
中川 義信