Burned ambulance as a result of the bombing of the Lysychansk city municipal hospital.
リシチャンスク市立病院の爆撃で焼けた救急車
Lysychansk, Luhansk region
June 2022
Photo provided by Oleksandr Sokolenko, MD
Along with hospitals, pharmacies, and other medicine-related facilities, ambulances are targeted by Russian bullets, mines, shrapnel, and missiles. Russian forces routinely and intentionally target medical vehicles and doctors inside them. What they cannot steal and ship back, they destroy. According to the Ministry of Health of Ukraine, it is currently estimated that over 400 ambulances have been destroyed or stolen since the beginning of the full-scale invasion.
病院、薬局、その他の医療関連施設とともに、救急車もロシアの銃弾、地雷、榴散弾、ミサイルの標的になっている。 ロシア軍は日常的に救急車などの医療用車両とその中にいる医師を敢えて標的とする。盗んで持ち帰ることができないものは、破壊してしまうのだ。ウクライナ保健省によると、本格的な侵攻が始まってから現在までに400台以上の救急車が破壊されたり盗まれたりしたと推定されている。
Exhibition Manager(展示責任者)
Oleksandra Riabets: MD, Bogomolets National Medical University (Kyiv, Ukraine); PhD student, Department of Neurosurgery, Juntendo University, Tokyo
Tetiana Yatsenko: Ph.D., Senior researcher, Palladin Institute of Biochemistry of NAS of Ukraine, Kyiv; JSPS Postdoctoral Research Fellow, Juntendo University, Tokyo
(注)ジュネーブ条約(第1追加議定書第19条、38条)により赤十字マークを掲げた対象は保護されることとなっている。また、赤十字を掲げられる対象は厳しく限定されており、病院だからと言って掲げることはできない(第1追加議定書第44条、53条、第2追加議定書第12条、国内法においては「赤十字の標章及び名称等の使用の制限に関する法律(昭和二十二年法律第百五十九号)」において規定)。
ただし、国民保護法(武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律(平成十六年法律第百十二号))で定められる「武力攻撃事態等」においては、第百五十七条第2、3において、それぞれ指定された権限者から許可もしくは指定されることにより「赤十字標章等、特殊信号又は身分証明書を使用することができる」となっている。
Listen about ”A red cross does not offer protection” (Oleksandr Sokolenko, MD):
撮影者の声(サイズが大きいためご注意ください):