当会は、2014年6月、四国こどもとおとなの医療センターとタイ国立クイーンシルキット(王妃)小児病院(QSNICH)との間で姉妹提携の調印が行われたことから始まっています。
この姉妹提携の目的は、それまで国立病院機構の中国四国ブロックで行われてきた相互の交流事業をより持続的に開催することにより、互いに友好を深め、人事交流等を推進することで医療レベルの向上を目指し、子供たちにより安全で最適な医療を提供することでした。この提携を核として、これまでアジアをはじめその他の国々の病院、小児医療に携わる人々と学術交流を深める目的で国際学会が開催されてきていました。
バンコック市内のThe Landmark HotelでQSNICHのタイ小児科学会設立60周年記念が開催され、多くの関係者が見守るなか盛大に行われました。四国こどもとおとなの医療センターからは伊藤副院長(当時)と前田総合周産期母子センター部長(当時)が出席し、QSNICH院長のDr. Siraporn Sawasdivornが代表との間で結ばれました。
当会は2017年2月に、この国際学会を中心とした学術面を中心とし、姉妹提携を結んだ両医療センター、アジアを中心としたその他の国々の病院との相互交流や小児医療や小児の結構の促進に関わる様々な支援事業を実施する目的で設立者である現代表理事により設立されました。
我々は、これからも世界のこども達のため、小児医療に関する国内外の関連学術団体との研究連絡、知識の交換、提携の場となることを通して小児医療の進歩普及に貢献するための事業を行い、学術文化の発展と小児医療の向上に資するための活動を行ってまいります。